登場人物 |
櫟 健介 |
アパート「満寿美荘」1階の住人。広告代理店「広宣堂」のカメラマン。あだ名は「タヌキ」。 |
櫟 知子 |
健介の妻。手芸が好き。 |
櫟 究介 |
健介の長男。まだ赤ん坊。 |
太刀川 浩 |
健介の親友。「日夕新報」記者。あだ名は「イタチ」。 |
木岡 満寿 |
「満寿美荘」の大家。高利貸しも行いケチで悪評が高い。 |
広畑まき子 |
満寿宅のお手伝い。 |
末永 茅子 |
「満寿美荘」2階の住人。満寿の姪。24歳。「鷹羽商事」のタイピスト。 |
猿丸 謙二 |
茅子の婚約者。「鷹羽商事」社員。左官屋の息子。 |
青谷 均 |
「満寿美荘」2階の住人。「木曜会」所属の画家。満寿の甥。足が悪い。 |
山内ゆかり |
均の恋人。27~8歳。生け花の教授。 |
伊与野 |
「満寿美荘」2階の住人。世田谷区役所土木課吏員。50歳過ぎ。 |
伊与野貞子 |
伊与野の妻。おしゃべり好き。 |
鳥井 英二 |
「満寿美荘」2階の住人。病院勤務の薬剤師。 |
鳥井 政恵 |
英二の妻。英二と同じ病院に勤務する看護婦。 |
城山伊都子 |
「満寿美荘」2階の住人。洋裁学校の生徒。ひと月前に東北から引っ越してきたばかり。 |
笹原 武司 |
「満寿美荘」1階の住人。私立女子高校の社会科教師。37~8歳。 |
笹原美禰代 |
武司の妻。冷たい性格。 |
吉本 親夫 |
「満寿美荘」1階の住人。雑誌社「文化日本社」のセールスマン。推理作家志望。 |
由ノ木晴彦 |
「満寿美荘」1階の住人。21歳。L大法学部の学生。 |
掛川せい子 |
晴彦の異父姉。30歳。 |
田伏 誠 |
「満寿美荘」1階の住人。P大工学部の学生。 |
林 郁夫 |
「満寿美荘」の近所に住む小学6年生。幼い究介の遊び相手になってくれる。 |
林 美智子 |
郁夫の姉。高校2年生。 |
成宗 弘蔵 |
満寿の前夫。酒癖が悪く、鎌倉市役所退所後、日雇い労働者となる。 |
成宗 厚子 |
弘蔵と満寿の亡娘。18歳の時に心中事件をおこし死亡する。 |
船村瑠璃子 |
厚子の親友。30歳。顔に火傷の痕がある。 |
高部 惣一 |
厚子の恋人。23~4歳。中華料理店「春陽軒」の店員。厚子と心中し死亡する。 |
平川 静江 |
定山渓温泉の旅館「北斗荘」の女将。旧姓・梅田。元・瑠璃子の子守役。 |
木岡 善平 |
満寿の亡夫。事務用家具製造販売会社の経営者。5年前に病死。 |
青谷 |
均の父。表具師。 |
青谷 喜代 |
均の母。満寿の姉。茅子の伯母。 |
竹田 繁樹 |
吉本の中学時代の親友。整形外科医。 |
看護婦 |
竹田が勤める病院の看護婦。 |
速水 百枝 |
吉本の元恋人。田伏の部屋の昔の住人。 |
クリーニング店店員 |
「佐久間クリーニング店」の若い店員。まき子の恋人。 |
船村教授 |
瑠璃子の父。札幌に住むミッション系女子大学の老教授。 |
船村 はつ |
瑠璃子の母。 |
船村 宣之 |
瑠璃子の弟。北海道大学の学生。 |
大川 |
伊都子の部屋の昔の住人。結核にかかり療養所で生活する。 |
広中 |
由ノ木の部屋の昔の住人。予備校生。 |
青年 |
高輪台マンションに住む青年。ボクシングジムに通う。 |
宣伝課長 |
札幌にある「M紡績札幌支社」の宣伝課長。 |
モデル |
北海道出身のモデル。22~3歳。 |
おかみ |
赤坂の小料理屋「すゑ」の女将。良家の出。 |
編集長 |
神田にある出版社「指紋社」の雑誌「指紋」の編集長。 |
少女 |
「指紋社」編集部員。18~9歳。 |
マダム |
河田町のバー「マロン」のママ。 |
マダム |
大塚のバー「マロン」のママ。関西弁で話す。 |
マリ |
大塚のバー「マロン」のホステス。 |
ヒロ子 |
大塚のバー「マロン」のホステス。 |
ノリ子 |
大塚のバー「マロン」の元ホステス。 |
直美 |
大塚のバー「マロン」の元ホステス。睡眠薬自殺を図る。 |
美香 |
上板橋のバー「マロン」のホステス。 |
松林 |
板橋にある「松林整形院」の院長。 |
山下庸一郎 |
「山下法律事務所」の弁護士。 |
佐々木 |
「日夕新報」のカメラマン。 |
田中 |
「広宣堂」のカメラマン。健介の同僚。 |
花屋のおばさん |
均のアトリエの近くにある花屋のおばさん。 |