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聖い夜の中で(きよいよるのなかで) |
初出誌 |
1987年(昭和62年) ミステリマガジン1月号 |
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作品関連 |
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雑誌 |
1987年 |
ミステリマガジン1月号 |
早川書房 |
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書籍 |
1987年 |
聖い夜の中で |
立風書房 |
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書籍 |
1988年 |
推理小説代表作選集 1988年版年鑑 |
講談社 |
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書籍 |
1991年 |
聖い夜の中で |
光文社文庫 |
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書籍 |
1993年 |
誰がための殺人 |
講談社文庫 |
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ドラマ |
1994年 |
聖夜の逃亡者 |
テレビ朝日系 |
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書籍 |
2000年 |
蒼ざめた時間 |
青谷舎 |
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書籍 |
2002年 |
子供たちの探偵簿 夜の巻 |
出版芸術社 |
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書籍 |
2006年 |
聖い夜の中で 新装版 |
光文社文庫 |
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書籍 |
2014年 |
ミステリマガジン700国内篇 |
早川文庫 |
事件の舞台 |
目黒・・・おばあちゃん宅
関西のある街・・・ママの家 |
あらすじ |
クリスマスの夜、妻との浮気相手を殺し服役中の岩野昌造は、看守のすきをついて脱獄した。そして逃走中に忍び込んだある会社の事務所にあったサンタクロースの衣装に着替えた。今夜だけは繁華街をこの衣装で歩いていても、周囲から不思議に思われることがないからだ。すると岩野が街中を歩いていると、一人の男の子・ひろむと出会った。母以外に身寄りのないひろむは、岩野を本物のサンタクロースだと思い無邪気にじゃれついてくるのだ。そこで岩野はひろむを人質に連れ、逃走を成功させようとする。 |
登場人物 |
岩野 昌造 |
服役囚。36歳。元・長距離トラックの運転手。 |
ひろむ |
来春に小学生になる男の子。5歳。 |
ママ |
ひろむの母。祖母の死後、水商売で働きながらひろむと暮らす。 |
パパ |
ひろむの亡父。ひろむが幼少期に病死。 |
おばあちゃん |
ひろむの父方の亡祖母。ひろむを育てていたが、3か月前に死亡。 |
おばちゃん |
ママの出勤時に、ひろむを預かる近所の一人暮らしの婦人。 |
堀崎 |
刑務所の看守。印刷指導員兼監督責任者。 |
田黒 |
服役囚。 |
妻 |
岩野の元妻。元・軽食堂の店員。 |
浮気相手 |
岩野の妻の浮気相手。岩野に殺される。 |
夫 |
岩野の元妻の新しい夫。妻と共に30キロほど離れた町で暮らす。 |
若者 |
岩野の弟分。トラック運転手。 |
エミ |
ひろむが東京で暮らしていた頃の遊び友だち。 |

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