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みどりの香炉(みどりのこうろ) |
初出誌 |
1961年(昭和36年) 中学生の友一年12月号 |
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作品関連 |
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雑誌 |
1961年 |
中学生の友一年12月号 |
小学館 |
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書籍 |
2012年 |
仁木悦子少年少女小説コレクション1 |
論創社 |
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書籍 |
2023年 |
午後七時の怪事件 |
あすなろ書房 |
あらすじ |
父の親友・橋本の家に遊びに行った仁木兄妹は、居間に置かれていた緑色のヒスイの香炉の盗難事件に巻き込まれてしまった。橋本家には橋本の他にベテランのお手伝い、耳が不自由な使用人の平作、橋本の友人の息子で居候の岩代の三人が暮らしていたが、香炉があった棚のそばの窓の鍵が壊れていたことも誰もが知っており、皆盗める状況にいた。そんな中、居間に向かって続いていた下駄の跡を調べていた仁木兄妹は、平作が大事に育てていたシャボテンの鉢の中から緑色の香炉を見つけ出した。 |
登場人物 |
仁木雄太郎 |
中学3年生。草花が好き。 |
仁木 悦子 |
中学1年生。雄太郎の妹。運動が好き。 |
橋本のおじ様 |
仁木兄妹の父の学生時代の親友。独り身。 |
平作 |
橋本家の使用人。聾唖者。 |
岩代 |
橋本家の居候。橋本の友人の息子。27~8歳。 |
おばさん |
橋本家の住み込みのお手伝い。 |

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