「水曜日のクルト」収録作品
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水曜日のクルト(すいようびのくると) |
| 初出誌 |
| 1957年(昭和32年) 日本児童文学2・3月合併号 |
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| 作品関連 |
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雑誌 |
1957年 |
日本児童文学2・3月合併号 |
日本児童文学者協会 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1971年 |
ラクダイ横丁 |
偕成社 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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テレビ |
2001年 |
おはなしのくに |
NHK教育テレビ
(現・NHK Eテレ) |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| 年末から1月にかけてぼくの周辺ではいろいろなものが無くなってしまっていた。するとそのいたずらが以前広場で見かけた男の子の仕業だということがわかった。彼の名前は「クルト」といい、川で溺死した少年の幽霊だというのだ。 |
| 登場人物 |
| ぼく |
1928年3月28日生まれの絵描き。貧乏だが心は広い。 |
| クルト |
いたずら好きな男の子の幽霊。水色の外套を着て髪の毛が金茶色。 |
| 女の子 |
ぼろぼろのビニールの風呂敷をかぶったみすぼらしい少女。 |
| おじいさん |
大きな荷物を持った禿げ頭の老人。 |
| 編集長 |
雑誌社の編集長。ぼくの小学生時代からの友人。 |
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めもあある美術館(めもああるびじゅつかん) |
| 初出誌 |
| 1960年(昭和35年) ありとあらゆるものの びんづめ |
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| 作品関連 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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雑誌 |
1961年 |
日本児童文学新年号 |
日本児童文学者協会 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1970年 |
太陽のきりん 現代日本の童話2 |
小峰書店 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2002年 |
もう一度読みたい国語教科書 小学校篇 |
ぶんか社 |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2010年 |
不思議の扉 時間がいっぱい |
角川文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| 母に叱られ家を飛び出したぼくは、裏通りにある古道具店で出会った男に誘われ、たまご色の四角い館へ連れていかれた。館は「めもあある美術館」と呼ばれ、ぼくはある一部屋だけ自由に出入りできるのだと男に言われた。そこでぼくは自分の名前が書かれたその部屋に入ってみると、見覚えのあるたくさんの絵画が並んでいた。 |
| 登場人物 |
| ぼく |
小学校高学年(?)くらいの少年。母に叱られてばかりいる。 |
| のっぽの男 |
「めもあある美術館」館長。皮のジャンパーを着ている。 |
| かあさん |
ぼくの母。 |
| ねえさん |
ぼくの姉。 |
| おばあちゃん |
ぼくの亡祖母。 |
| 店の人 |
古道具店の店主。 |
| ペス |
以前ぼくの家で飼っていた茶ぶちで耳の長い犬。 |
| スエ |
ぼくが幼い頃に隣家に住んでいた女の子。はしかで死亡。 |
| おじさん |
大阪に住む親戚のおじさん。 |
| 加藤 |
ぼくが小学一年時の担任教師。 |
| 徳ちゃん |
ぼくの遊び仲間。おし。 |
| 写真屋のおじさん |
写真店の店主。 |
| おじいさん |
リヤカーをひく老人。 |
| 木下 |
ぼくが小学四年時に転校してしまった遊び仲間。 |
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ある水たまりの一生(あるみずたまりのいっしょう) |
| 初出誌 |
| 1960年(昭和35年) ありとあらゆるものの びんづめ |
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| 作品関連 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| 二日間続いた雨もやみ、きれいな五月晴れの朝を迎えた水たまりは、自分のせいで小学生たちが自転車から水はねを受けたことに責任を感じてしまい悩み始めてしまう。そこで周りにいるものたちは、水たまりを励まそうと話しかけてきた。 |
| 登場人物 |
| 水たまり |
町の裏通りにできた水たまり。心がきれい。 |
| どぶどろ |
下水を流れるどぶ水。口が悪い。 |
| 風 |
町に吹く風。 |
| お月さま |
月。 |
| お日さま |
太陽。 |
| 子ども |
学校に通う小学生。 |
| おかあさん |
若いお母さん。 |
| あかんぼう |
おかあさんの子ども。 |
| 小すずめ姉 |
すずめの姉。 |
| 小すずめ弟 |
すずめの弟。 |
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ふしぎなひしゃくの話(ふしぎなひしゃくのはなし)
(ふしぎな ひしゃく) |
| 初出誌 |
| 1957年(昭和32年) 小さい仲間24号 |
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| 作品関連 |
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雑誌 |
1957年 |
小さい仲間24号 |
「小さい仲間」の会
事務局 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| ある国の靴職人・マップルじいさんは、余りの革を使って近所の子供にタダで靴を作ってあげていた。その様子を見た男が、裏庭にその靴を埋め男が持つアピトロカプレヌムのひしゃくで水を撒くと翌朝、何個もの靴が実となって育った樹が立っていた。するとその噂を聞きだした国王は、手下を使ってひしゃくを手に入れようと動き出した。 |
| 登場人物 |
| マップル |
靴職人の一人暮らしの老人。76歳。 |
| ユンク |
身寄りのない孤児の少年。15歳。マップルの友だち。 |
| 国王 |
マップルが住む国の国王。強欲。 |
| 役人 |
国王の部下。 |
| 男 |
麦わら帽子をかぶった緑色の髪の男。不思議なひしゃくを使う。 |
| ジェミ |
マップル宅の向かいに住む女の子。 |
| フィップ |
マップルの友人。紙くず屋。 |
| タアタア |
マップルの友人。孫娘を持つ老婦人。 |
| ミミル |
マップル宅の隣宅に住む男の子。 |
| おかみさん |
ミミルの母。 |
| やお屋 |
八百屋のおばあさん。 |
| かじ屋 |
鍛冶屋の若い職人。 |
| シャドォ |
男が飼う黒い犬。 |
| おじさん |
話の語り手。 |
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血の色の雲(ちのいろのくも) |
| 初出誌 |
| 1960年(昭和35年) ありとあらゆるものの びんづめ |
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| 作品関連 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| 友達のいないリリは、「友達になってください」と書いた手紙を空に向かって放り投げた。すると数か月後、その手紙を受け取った少年飛行兵のファルケルがリリに会い来た。リリは喜んだのだがすぐにカメリア共和国と戦争が始まってしまい、ファルケルやリリの兄たちが兵隊として戦地に向かうことになった。 |
| 登場人物 |
| リリ |
友達がいない少女。 |
| サム |
リリの長兄。医者志望の大学生。ラグビー部所属。 |
| ラム |
リリの次兄。体が弱く家で療養中。バイオリンがうまい。 |
| ファルケル |
少年飛行兵。一人っ子。 |
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ありとあらゆるものの びんづめ |
| 初出誌 |
| 1960年(昭和35年) ありとあらゆるものの びんづめ |
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| 作品関連 |
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書籍 |
1960年 |
ありとあらゆるものの びんづめ |
私家版 |
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書籍 |
1961年 |
水曜日のクルト |
東都書房 |
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書籍 |
1976年 |
水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2009年 |
新版 水曜日のクルト |
偕成社文庫 |
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書籍 |
2013年 |
タワーの下の子どもたち
仁木悦子少年小説コレクション3 |
論創社 |
| あらすじ |
| 若い頃から金物屋の居候として暮らしていた魔法使いのおばあさんが突然家を出ることになった。そして世話になった金物屋の一家に御礼としてたくさんの瓶詰めを置いていった。瓶詰めにはいろいろな物が入っていて金物屋の一家も便利な生活を送れるようになったが、それでもまだ瓶詰めがたくさん余っているため、店のお客におまけとしてあげることにした。 |
| 登場人物 |
| おじさん |
金物屋の主人。年を取るにつれ髪の毛も減り始めている。 |
| おばさん |
おじさんの妻。 |
| おじょうさん |
おじさんの長女。 |
| ぼうや |
おじさんの長男。おじょうさんの弟。 |
| おばあさん |
魔法使いのおばあさん。金物屋の二階に居候している。 |
| マサト |
金物屋の隣町に住む金持ちの息子。8歳。病弱で自宅療養中。 |
| おとうさん |
マサトの父。金持ち。 |
| おかあさん |
マサトの母。マサトの体調を心配している。 |
| じいや |
マサトの家の爺や。 |
| エミ |
マサトと同じ町の横町にある小さな家の娘。お転婆。 |
| おかあさん |
エミの母。7人の子どもをもつ。 |
| ジロ |
エミの弟。 |
| サブ |
エミの弟。 |
| クミ |
エミの妹。 |
| 医者 |
マサトの主治医。 |
| おくさん |
金物屋の客。魚焼きの網を買う。 |
| 少年 |
金物屋の客。針金を買う。 |
| おじいさん |
金物屋の客。バケツやひしゃくを買う。 |
| わたし |
話の語り手。 |

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